便秘
「食べ物のカス(便)が長く腸内に残ることにより、水分が吸収され固くなり、排便しにくくなる状態」のことを便秘といい、 一般的には3日以上便通がない状態を指します。

便秘は重大な病気ではありませんが、便秘は「美容の大敵」「女性の大敵」といわれるように、 それによって引き起こされる変調は、主に身体の表面に出ることが多いようです。
そういう意味では、女性にとって最もつらい症状の一つとも言えます。

便秘の原因となる「食べ物のカス(便)」の代表格は、野菜などに多く含まれる食物繊維です。 逆に、肉類はほとんど小腸で吸収されてしまうのでカスとしては残りません。
つまり、「野菜が少なく、肉類が多い」食生活では、 「水分が少ない固い少量の便」になってしまい、便秘になりやすいというわけです。

その他に、
「生活が不規則」、
「運動不足によって、排便に必要な腹筋力がない」
「ストレスによって胃腸に負担がかかっている」、
「便意を感じてもトイレに行くヒマがない」、
などの原因も挙げられます。

便秘解消のためには……
まずは、食生活の改善が必須です。
野菜を多めに摂ることは非常に大切です。(1日に20~30g)。
その他に、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉の腸内細菌、 フルクトオリゴ糖などを意識的に多めに摂ることをおすすめします。
ただし、バランスよく栄養を摂ることが大切なので、野菜だけに偏っても良くありません。
それでは逆効果になります。

次に、排便に必要な「腸のぜんどう運動」が弱くなっているという場合もあります。
便秘で悩んでおられる方は、腸を鍛えることも重要です。 具体的には、1日に数回、1回3~5分くらい、腹式呼吸をしたり、1日20分くらいウォーキングをすると効果があります。
また、ストレッチや腹筋運動もできればしたほうがいいでしょう。

ところで、食物繊維は「食物のカス(つまりは便)」の代表格と言いましたが、 実は私たちの身体にとって、非常に大切な役割を果たしています。
例えば、腸内の善玉菌を増やす働きや、 身体に不要な糖質や脂肪、ダイオキシンなどの有害物質を吸着し、体外に排出する働きなどがあるほか、 「腸のぜんどう運動」も、食物繊維が一定量あるほうがスムーズに働くのです。

サプリメントは、便秘用につくられたもののほかにも、ビタミンCには下剤としての効果があり、また、ビタミンB1には炭水化物の代謝を促進する働きがあるので、 便秘や消化不良の防止効果があります。